サウナの起源とフィンランドでの歴史

約6000年前のテント式サウナがルーツ
サウナの発祥地は、北欧フィンランドだと言われています。狩猟採集生活を送っていた人々が、厳しい寒さと労働の疲れを癒すために作り出したのがその始まりなんです。動物の皮で覆ったテント式の「ダッグアウトサウナ」が原型とされており、考古学的には約6000年前まで遡れるそうです。サウナの中には石が積まれていて、その石に水をかけて温度や湿度を調整する仕組みも、すでに存在していたと言われています。
フィンランド語で「浴場」を意味するサウナは、英語圏でもそのまま使われている唯一のフィンランド語なんだとか。なんだか面白いですよね。
引用元:https://yogan-sauna-fukuoka-tenjin.jp/sauna-history/
丘を利用した「地中のサウナ」から小屋へ
その後、フィンランドでは丘や土手といった傾斜地を活用した「地中のサウナ」が生まれ、さらに時代が進むと現在のような小屋形式のサウナが登場します。これは約2000年前のことだとされ、煙を利用して温める「スモークサウナ」もこの頃に出現したと言われています。
フィンランドでは家の数より車の数が少ないとも言われるほど、サウナは生活に深く根づいた存在。単なる入浴施設ではなく、家族や仲間と過ごすコミュニケーションの場として、文化的な役割も担ってきたんです。こうした長い歴史を経て、フィンランドのサウナは世界各国へ広まっていったとされています。
引用元:https://yogan-sauna-fukuoka-tenjin.jp/sauna-history/
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日本にサウナが誕生したのはいつ?「東京温泉」の誕生秘話

1957年、銀座に日本初のサウナが登場
日本にサウナが初めて設置されたのは1957年(昭和32年)のことだと言われています。場所は東京・銀座にあった温浴施設「東京温泉」。その前年、1956年に開催されたメルボルンオリンピックがきっかけになったそうです。
引用元:https://saunalove.jp/blogs/iroha/japanese-sauna
当時の温度は80度前後で、壁だけでなく床にも配管が通っていたため、あつすぎて裸足で歩くのが難しかったとも言われています。
引用元:https://saunaandco.com/2022/05/13/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%AD%B7%E5%8F%B2%EF%BD%9C%E6%AD%B7%E5%8F%B2%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%BC%EF%BC%89/
射撃選手・許斐氏利氏が持ち帰ったヒント
この日本式サウナを作ったのは、オリンピック射撃代表選手だった許斐氏利(このみうじとし)氏。メルボルンオリンピックで他国の選手たちが利用していた蒸し風呂のような施設を見て、ヒントを持ち帰ったとされています。
引用元:https://saunaandco.com/2022/05/13/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%AD%B7%E5%8F%B2%EF%BD%9C%E6%AD%B7%E5%8F%B2%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%BC%EF%BC%89/
当時の日本が持てる技術を駆使して作られたものだったため、決して完璧とは言えなかったかもしれません。ただ、設備の老朽化が原因で1985年に東京温泉は取り壊しが決定し、現在その姿を見ることはできないそうです。なお、近年の研究では戦前の1920〜30年代にも、フィンランド留学を経験した日本の陸上選手たちがすでにサウナ浴を体験していたという史実も見つかってきています。
引用元:https://saunea.jp/news/231013-2/
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第1次サウナブーム(1964年・東京オリンピック)

フィンランド選手団が持ち込んだサウナが話題に
日本でサウナが本格的に注目されたのは、1964年(昭和39年)の東京オリンピックがきっかけだと言われています。選手村や競技場の近くに設置されたフィンランドのサウナがマスコミに大きく取り上げられ、一気に話題となったそうです。
引用元:https://idetox.jp/blogs/column/history-of-japanese-sauna
1957年の東京温泉開業からは7年が経っていましたが、まだそれほど広まっていなかったサウナ文化が、ここで一気に火がついた形ですね。当時の日本は高度経済成長期にあたり、人々の所得が増えて娯楽や健康にお金を使う余裕が生まれていたことも、ブームを後押しした要因のひとつだとされています。
引用元:https://idetox.jp/blogs/column/history-of-japanese-sauna
銭湯やカプセルホテルへと広がる一方で
このブームをきっかけに、サウナ施設は次々と開業されていきました。1966年には渋谷に日本初の本格的なフィンランドサウナ「スカンジナビア・クラブ」がオープンし、これを皮切りに全国へサウナ建設が加速していったと言われています。
引用元:https://saunea.jp/news/231013-2/
ピーク時には4000店以上のサウナが存在していたとも伝えられていますが、その後オイルショックの影響で半分ほどに減少し、ブームは収束に向かったようです。また、この時期に利用していたのはもっぱら男性が中心で、スポーツ施設やカプセルホテルへの併設が進んだことから「サウナ=男性の場所」というイメージが定着したと考えられています。
引用元:https://sauna-kuu.com/contents/20230406/
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第2次サウナブーム(1990年代・スーパー銭湯ブーム)

健康センターとスーパー銭湯の台頭
1990年代に入ると、日本では健康センターやスーパー銭湯といった大規模な温浴施設が次々と登場し、これに合わせてサウナの人気も再燃したと言われています。
引用元:https://onesauna.jp/barrel-sauna/blogs/media/8cw_mw6hna
なかでも相模健康センターの人気ぶりが注目を集め、全国各地で新しいスーパー銭湯や健康センターがオープンし始めたそうです。第1次ブームの頃は男性中心の施設が目立っていたのに対し、この時期からはファミリー層や女性も気軽に利用できる空間づくりが意識されるようになったんです。
引用元:https://saunaandco.com/2022/05/13/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%AD%B7%E5%8F%B2%EF%BD%9C%E6%AD%B7%E5%8F%B2%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%BC%EF%BC%89/
「お風呂+α」の付加価値が定着
この時代の温浴施設では、お風呂だけでなく、岩盤浴や食事処、マッサージといった付加価値をどれだけ充実させられるかが重視されていたとされています。
引用元:https://saunalove.jp/blogs/iroha/japanese-sauna
今では当たり前のように併設されているこうしたサービスは、実はこの第2次ブームの頃に普及していったものなんですよね。レジャー施設としての側面が強まったことで、サウナは「我慢の場」ではなく「リラックスを楽しむ場所」へと少しずつイメージを変えていったと考えられます。なお、2000年代に入ってからは老舗の銭湯がスーパー銭湯に対抗するために次々とリニューアルを行い、独自の懐かしさと安心感を打ち出すようになったとも言われています。
引用元:https://saunaandco.com/2022/05/13/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%AD%B7%E5%8F%B2%EF%BD%9C%E6%AD%B7%E5%8F%B2%E3%82%92%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%BC%EF%BC%89/
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第3次サウナブーム(2010年代〜現在)と今後の展望

漫画・ドラマ「サ道」が火付け役に
現在も続いているサウナブームは、第3次サウナブームと呼ばれています。きっかけは、クリエイターのタナカカツキ氏が手がけた漫画「サ道」がドラマ化されたことだと言われています。
引用元:https://idetox.jp/blogs/column/history-of-japanese-sauna
それまでサウナに興味がなかった層にまで、その魅力が一気に広がったそうです。作品の中で紹介された「ととのう」という言葉も流行語となり、サウナ人気を加速させる大きな要因になったとされています。
トレンドに敏感なインフルエンサーがSNSでサウナ体験を発信したことも、ブームの広がりを後押ししたみたいですね。
引用元:https://saunalove.jp/blogs/iroha/japanese-sauna
個室サウナ・貸切サウナなど多様化が進む
今回のブームでは、健康効果や効果的な入り方の研究も進み、より根拠に基づいたサウナの楽しみ方が広まっているそうです。
引用元:https://idetox.jp/blogs/column/history-of-japanese-sauna
ロウリュやアウフグースの有無、水風呂の温度、アロマの香りなど、施設ごとの個性や「質」へのこだわりも強くなってきています。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、個室サウナやテントサウナといった「他人と接触せず楽しめる」スタイルの需要が急増したと言われています。
引用元:https://saunalove.jp/blogs/iroha/japanese-sauna
これまで「おじさんが利用する暑い場所」というイメージだったサウナが、老若男女問わず楽しめるカルチャーへと変化してきたのは大きなポイントです。今後もサウナの多様化は進み、自分に合った”マイサウナ”を見つけやすい時代が続いていくのではないでしょうか。
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